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最近どこの飲み会でも一様に共感をもらえる自分の主張がある。それが、
「耳をすませばの再放送は極力見ないようにしている！」
だ！

あの作品は見ていて心温まる作品ながら、非常に残酷である。ある意味人間の究極の恋愛を映像化してしまっていているにも関わらず、ある程度の年齢を重ねると、「それ、無理」ってな具合なのを認識して憧れるしかないというこのジレンマというか、なんか心に吹き付ける隙間風。おそらくある種の万能感を持った思春期を過ぎて、人間の限界を知った20代からあの映画には絶望を感じるのではないか。

最初にこの主張をすると頭に？？？がついてる人でも、理由を話すと大概理解してもらえる。よかった、俺だけじゃないんだ。とりあえず死ぬまで一生見ないことだけはここで宣言しておこう。